久しぶりの更新となりました。長すぎる充電期間(?)を経ての再開です。
いよいよ昨年末、プロジェクト本格始動しました。
名付けて「KJK(九十九里)プロジェクト」[設計事務所で名付けて頂きました]
設計計画が始まったのは2016年の夏、暑いさなか設計事務所のスタッフの方々での土地の測量から始まりました。
そして、16m級米松原木の調達・製材から約2年が経過し、ようやくこの日を迎える事が出来ました。
基礎工事ばかりが早々に仕上がり、上物がなかなか建たない事に、周囲の皆さんには「上棟はまだか、まだか」と、心配をされる一方、とても楽しみにしているとの声も頂き、嬉しい限りです。
この住宅の形は三角形、内に小三角形、外を大三角形の基礎が構えています。
「親方の集大成となるものを造りましょう」と設計事務所より提案を頂きました。42年間で一通りの建築を経験し、また人生においても60歳という大きな節目を目前に、これまで手掛けることのなかった難しいお題を頂き、自邸は新たな建築への挑戦だと考えています。
当日は朝方まで雨に降られましたが、作業するころには晴れ間がみえてきました。
三角形という特殊な構造のため、建て方手順は構造設計・意匠設計の両事務所と念入りに打ち合わせを行いました。
それでは、建て方、初日よりお伝えします。
建て方2日目に続く、、、