この度、弊社で施工しました『勝浦の家』が「住宅建築4月号」に掲載されました。
この号は建築家・高須賀晋氏設計「茂原の家」を特集の主として組まれております。
「茂原の家」が建てられた30年ほど前、この地は宅地造成を終え、新築住宅の建設が始まっていた新興住宅地でした。
その中でもこの住宅は他のものとは一線を画す存在であり、凛とした佇まいに目を見張るものがありました。
軒を低く構え、シンプルな造り、のびやかで柱と窓との間隔の取り方が絶妙でとても美しく、「こんな建築もあるのか」と、当時、入母屋造り一辺倒であった私にとって新たな建築の世界に触れるきっかけとなりました。
その後、建築家・高須賀晋氏を知る事となりました。
いつか、この様な建築を手掛ける機会があればと、温めていたものが「宮原の家」となります。
今回、高須賀氏特集の号に『勝浦の家』が掲載される事となり、二重の喜びと不思議なご縁を感じさせて頂いております。