久しぶりの遠出

ゴールデンウィークに入る少し前あたりでしょうか。
「親方、水戸まで遊びに来ませんか?」と電話をもらった。
以前、 お世話になった設計事務所の現場担当者であった青年からでした。
彼は建築家を目指し、現在は日本でも名立たる設計事務所で腕を磨いている。
共に仕事をする中、素直な心を持ち日々努力している彼の姿にいい青年だなと思っていた。
この仕事がきっかけとなりその後も『建築家を目指す彼』と『田舎の大工である私』との新たな繋がりが始まって今回に至った訳です。
前回は彼が私の所まで遊びに来てくれたので今回は私が。。。という思いもあって、初めて訪れる地、茨城県水戸市へ。
この地へ来た目的の一つでもある小説家である彼の友人宅改修の相談事を済ませた後、水戸駅周辺を案内してくれた。
先ずは『茨城県近代美術館』へ。
有難い事に小説家の友人が私が来ると言うので前もってチケット
を用意してくれていた。館内では茨城を代表する画家『小川芋銭展』が開催されていました。

美術館を後にし、友人がオーナーをしているという店へと案内してくれた。
若手作家の作品を取り扱っている小物雑貨の店。温かい手作り感あふれる雑貨が並んでいる。
若手作家の作品発表の場でもあり、寂れてきた水戸を元気にしたい水戸へ足を運んでもらいたいという街興し的オーナーの思いの詰まった店でもあるそうだ。
それにしてもこの床は何で仕上げてあるのだろうか?と、ついつい店内の作りにも目がいってしまう始末。何か 盗めるものがあればと目を光らせます。

その後場所を移し、大手ゼネコン設計部で仕事をしているのだという友人が加わり4人で『アンコウのどぶ汁』とやらをつつきながら酒を酌み交わし楽しい時間を過ごした。
近い将来、彼が『建築家』として羽ばたく時を楽しみにしていたいと思う。

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