さて、前回では向拝建て方の様子を報告しましたが、
今回は屋根がかかるまでの工程を紹介します。
ここから屋根下地作業に移っていきます。
垂木、破風板が付き、より寺らしさが感じられる外観になってきました。
①地垂木工事 
②飛燕(ひえん)垂木工事
下段を地垂木、上段を飛燕垂木と云います。
上段の飛燕垂木を先端に向かって細く削り落としています。
今回はいつもより、より思い切った削りで私スタイルを表現しました。
こうする事で離れた場所から見るとスッキリとしたスマートな見立てとなり、
軒に軽快な印象を与えます。
③ 屋根が厚みを増し、徐々に恰好がついてきました。

④野地板張り
⑤防水紙張り
⑥屋根板金工事





