打ち合わせ

創業、明治25年歴史ある金属加工会社を訪ねました。
ツタが絡まり趣ある外観の自社ビル。
このツタは社長の緑化計画の一環だそうです。

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手摺に門塀と自社で設計施工した製品が要所要所に収められています。
055門塀の左側には社長作の表札兼インターホンカーバー
金属の古くなった風合いが心を擽ります。
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門塀奥に設けられている地下作業所内部
こちらの製品は間もなくパラオに向けて出荷となるそうです。
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図面上において普段木を扱う私どもには読み取る事の出来ない部分、
金属の性質を熟知し長年の経験で培ってきた技術を持った作り手側に教えを頂いてきました。
扱う者は違いますが、技術を要する職人として興味深い話を聞くことができ有意義な時間となりました。

その足で鎌ヶ谷の現場へ、、、

澄み切った青空のお蔭で素晴らしくきれいに撮れた一枚、、、自画自賛。
破風尻葺き止め箇所を見てみると、、、
一般的には漆喰で仕上げる所を一般住宅では見た事のない蟹メンドで仕上げていたのには驚きました。(漆喰は塗り仕上げ、蟹メンドとは瓦で仕上げる事を云います)

私たちの仕事に若手瓦職人は蟹メンドで応えてくれたのだと受け取りました。
瓦職人として更なる成長が楽しみな青年です。
082さて、建物内部では木工事が進んでいます。
職人たちの玄能の音が小気味よく外まで響いていました。  076

 

 

 

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鎌ヶ谷の家①

報告が遅れておりました『鎌ヶ谷の家』現場報告です。

上棟後、屋根下地工事進行中の様子。
入母屋、丸桁、差し鴨居
揺るぎのない施主のこだわりです。168

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そして、、、
現在進行中の様子
上棟時、青い実をつけていた玄関前の柿の木
実が色づき始めています。

長雨続きで、ようやく瓦工事もここまできました。
屋敷木が周囲を囲み、住宅全体を写真に収める事が
出来ないのが残念ですが、
間口九尺玄関は大工泣かせと云われる程で
破風のプロポーション取りが難所となります。023

山門の瓦工事を経験した若手瓦職人が
親方から習得した技術をもって
この住宅の瓦工事に挑みました。

入母屋造りは特に大工と瓦職人との
連携が重要となり
私達大工も瓦職人がやり易い寸法取りを考えながら仕事を進めていきます。
007化粧隅木と化粧谷木もおさまりました。
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「神社が建ってる、、、」
通りすがりの子供が云っていたと施主。
矢切のマス格子が子供の目にはそれらしく見えるのでしょうか。

現場の前を歩く大人でさえ一様に興味深げな様子
都心に近いこの住宅街では異色の存在となっている。

私が小僧として大工を始めた約40年前
新築と云えば丸桁に差し鴨居、入母屋造りが主流でした。
あっちの家は何処の大工がやっただの、
こっちの家はあそこの大工がやっただの、
施主は腕の良い大工探しに奔走したものでした。

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今日の作業場②

丸桁の組手部分
前日より複雑になってきましたね。
手加工進行中です。
012014こちらは差し鴨居。
伝統的入母屋造り、丸桁、差し鴨居、、、施主様たっての要望、こだわりです。
002さて、今日の私は、、、隅木束の製作です。
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この工法を伝授してくれたのは30年程前私が25,6の頃ある寺の建築現場で出会った親方。一般的なものとは違った画期的な親方独自の工法に驚いたものでした。
親方曰く「技術者は常に改革をしていく志をもて」と。
その後も自身で解決つかない難題にぶつかると、酒一升を抱え親方の下を訪ね教えを頂いたものでした。

 

 

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今日の作業場①

鎌ヶ谷の家、来週の上棟へ向けて作業が追い込みです。
作業所内では柱の手刻み加工中。
ヒノキの5寸柱、土台は青森ヒバを使用します。
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004さて、この家の主役とも云える丸桁の材を探しに、、、
やって来たのは地元木材の産地、馴染の製材所所有の山
寒空の下、切り出しの作業が行われていました。
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歩き回り目印を付けたこの杉に決定。
174山から切り出した杉の原木が到着。
丸桁として使用するには皮を剥ぎ自然乾燥をさせます。
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何においても終盤のトリには大御所が出てくるものです。
さていよいよ、作業場から外へと大御所の出番となりました。

しかし、、、
フォークリフトのハンドルを右に切ればこっちに当たるだの、
左に切れば今度はあっちが当たるだの、、、
作業場内はフォークリフトのエンジン音に加え
怒号が飛び交い職人皆で大騒ぎです。
皆一様に丸桁にキズを付けないようにと心配しての事
何度もハンドルを切り替えし難関を突破!
ようやくこの場におさまりました。

 なめらかな美しい木肌に仕上がっています。
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丸桁の手刻み加工が始まっています

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ウィークエンドhouse④

梅雨の晴れ間、いよいよ施主様へのお引渡しの運びとなりました。

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最後は『木組』全職人挙げてのデッキ製作
外構工事においても、ここ数日が勝負!という追い込み時期に雨で作業が拒まれ
空を恨めしく眺めては引き渡しを目前に気が気ではない連日でした。

そして、迎えた今日の日

お施主様の笑顔
「丁寧に作って下さって、ありがとうございます」、、、と労いのお言葉。

最後はこのデッキで全員揃っての記念写真撮影。

天気と同様、気持ちまでが晴れ晴れするお引渡しとなりました。
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ウィークエンドhouse③

今月後半のお引渡しに向けて作業は進んでいます。

ピロティ―天井にはハンモックを吊るすためのバーが取り付けられています。
日常とは異なった空間を味わうための住宅
ウィ―クエンドhouseらしさ満載です。

外構工事、、、
先日の打設工事後、次工程のスロープ工事へ移っています。
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1F風呂場では監督が墨だし作業中。
0042Fリビングダイニング、、、
追い込み中でしたカウンターテーブルが完成。
007窓からは、、、
職人が作業中
木工事まだ残っていました。
0091F屋根上にウッドデッキ製作中。
デッキ材はセランガンバツ、、、
近年いろいろな場所でこの材で作られたデッキを見かけるようになりました。
材の需要が高まったことで値も高騰してきています。
水に対して比重が重く腐りにくい、、、とても強い木なのです。
そして加工するにも職人泣かせの、、、とても堅い木なのです。
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ウィ―クエンドhouse②

木々の緑が眩しい、、、そんな現場です。
こちらは完了検査に向け作業が続いています。

玄関入口と上り口の打設工事が行われました。
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この地のシンボルツリーともいえる大クスノキ、、、さすがの貫録です。
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宅内部1F では建具業者が黙々と作業に追われていました。
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階段を上がり、、、
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2F ダイニングルーム。
木工事最後の作業、カウンター兼テーブル製作が追い込み中です。
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窓から目に飛び込んでくるのは周囲の緑。
高い木々を下から仰ぎ見るのとはまた違った感じで、木々と同じ目線になったような、、、
緑をより近くに感じる事ができます。 025

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鶴舞の家⑤

引渡しが数日後に迫ってきました。

今日の作業は手摺と玄関の大引き戸取っ手の製作、取付けです。
これが正真正銘、最後の木工事となります。
材はタモ、この少々縦長の8角形、「木組」特製手摺。
玄関とトイレに取り付けられました。

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そして、玄関の大引き戸、こちらの取っ手もタモ材。
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最後に細工を加えました。
あの床柱で、、、
さて施主は気付いてくれるでしょうか。
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東側中庭と南側アプローチ練習場には芝を張り終えました。
植木屋に言われた通りたっぷりと水を与えて、、、

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車いす仕様のため、建具は全て上吊りとなっています。
レール、敷居といった足元を妨げるものはありません。
この住宅全体の床が繋がりをもっている、、、という事になります。023
明日は竣工写真の撮影です。
遅くまで掃除に追われていました。
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鶴舞の家④

朝一番 8時から打設工事開始
打設、、、と云えば一番気をもむのは空模様
今日はその心配も全くなさそうです。

この日は『木組』を『土組』に改組し、作業の手伝いに出動です。
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「ここはレストランか、何かですか?」と馴染の生コン屋の運転手。
こんな見方をしてくれている人もいるのかと、

こうして玄関木戸が収まると
なるほど、、、

運転手の云った通り、見えなくはない。
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鶴舞の家③

明日はコンクリート打設工事となります。
屋内駐車場から側道U字溝までを接続する工事です。
023竣工撮影が早まり、住宅内部でも電気・建具両業者が作業に追われていました。
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一方、作業所ではリビングに設置するTV台の製作が行われています。
使用するのは12m杉の一木板(いちぼくいた)

027キャンティTV台、、、完成間近です
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