「伝統的入母屋造り丸桁の家を建てたい」と遠方より訪ねてくれた施主。
初めてこちらの現場を案内していただいたのは昨年の6月の事でした。
その間、設計プランから予算に至るまで、あらゆる細かな面においても
施主の納得のいくよう充分に打ち合わせを重ねてやってきました。
1年越しの計画、基礎工事着工となりました。
待ちわびた新築工事着工にこの日は施主も現場で立会い、
鎮物をご自身の手で地中に収められました。












山門をくぐった先にはスギの巨木が天を突く勢いで生い茂っています。
一体が苔むすとまではいきませんが、所々に杉苔を見つける事ができます。
山道を道なりに進みますと、いよいよ正面に見えてきました。
飯高寺の講堂です。
さて、講堂は華美な装飾は一切なく、素朴さ、息をのむ程の大らかな構え。







































改修工事後、化粧直しをした鳳凰堂です。



































